今回は、「カプセル快適化俱楽部」のアイコンにも登場する、カプセルに似合う手動掃除機「Hochi(ホチ)」のお話しです。
カプセルは10平米とコンパクトな部屋で収納も限られているので、置くもの全てに迷うかと思います。掃除機も何を置くかで迷います。私が住んでいた時には、ずいぶん前に姉から譲り受けた90年代・スタンド式の黒いスティックタイプの電気掃除機を使っていました。カプセルの中で少し背丈のある掃除機を納められる場所というと、収納のクローゼットのみです。古いタイプの掃除機なので、集塵袋も取り替えないといけないこともあまり望ましくありませんでした。
企画・運営しているシェアオフィスの1つ、中銀カプセルタワービルA606プロジェクトでは、置く物に特にこだっているので、掃除機もカプセルに似合う物を探しました。
たとえば、パナソニックの「IT(イット)」は、コンパクトで薄く、デザインもまあまあ合いそうだと思いましたが、実物を家電量販店で見たところ、思っていたよりもつくりがきゃしゃでした。自立しないのもあまり望ましくありません。価格も探し始めたころは7万円台で、購入するには至りませんでした。ほかにも、現在発売中のスティックタイプの掃除機は複数見ましたが、どれもカプセルに似合いません。ルンバなどの丸型のお掃除ロボット導入も考えましたが、さすがに10平米を自動で掃除させなくてもよいなと思ったのです。
困って、ネットオークションで【レトロ 掃除機】で検索したところ、手動掃除機「Hochi(ホチ)」が出品されていました。
白い四角に黒丸のその姿。丸窓が特徴のカプセルに置かれるのをまるで待っていたかのような形。出品説明によると「昭和40年代〜50年代」のもので、まさに、中銀カプセルタワービルが生まれた1972年(昭和47年)と同世代でした。
よくできているのが、そのコンパクト性。1つの箱にうまいこと納められ、カプセルとの共通性を感じます。クローゼットの中に置いても場所をとらず、立っている姿もとても良いのです。
そして、なにより、手動なので電気を使いません。コードを引っ張りだして、コンセントにつないでから掃除機をかけるあの手間や充電し忘れなどのウッカリがないので、サッと取り出してサッと掃除ができるのです。とったゴミは、下のふたをパカッと開けて、そのままゴミ袋へ。
「Hochi」のおかげで、カプセルの掃除が楽しくなりました。
2017.05.05
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